LP DESIGN NOTES — 2026.09.12

LP構成の意図と、
ご確認のお願い。

お預かりした訴求方針シートをもとに、LPの構成をワイヤーフレーム(写真を入れる前の骨組み)として組みました。この資料では、どこを・なぜ・そう書いたのかを、画面と並べてご説明します。

あわせて、広告に関する法律の決まりで、いまは書き方を保留している箇所が4つあります。どれも「書けない」ではなく「書き方を決めたい」という内容です。最後にご確認いただきたいことをまとめていますので、選んでいただくだけで結構です。

※このページは確認用です。検索には表示されません。
※画面写真はタップすると全体が見られます。
キャッチコピーと各パートの見出しの候補は、別ページ(ことばの候補)にまとめています。

contents

01 — the whole page

LPの全体像。

上から下へ、11のまとまりで構成しています。それぞれに役割があり、3つの区間に分かれます。読む方が「自分のサロンでどうか」を判断していく順番です。

関心をつくる01–03 納得をつくる04–08 決断する09–11

01 – 03

関心をつくる

何の商品で、うちに何が増えるのか。読む人が手を止めるところまで。

  1. 01フック

    寝ながら、ハーブで整う。その体験を、サロンに一台。

    何の商品かを1画面で

    読んだ人の頭の中:「これは何だろう」から「そういう商品か」へ

  2. 02訴求

    いま来ているお客様に、これまで出せなかった体験を。

    導入すると何が増えるか

    読んだ人の頭の中:「うちに置いたら、何が変わるだろう」

  3. 03説明

    「寝ながら」であること自体に、意味があります。

    しくみと、お客様に起きること

    読んだ人の頭の中:「たしかに、うちのあの人に良さそう」

04 – 08

納得をつくる

疑問と不安を、出てくる順に消していく。いちばん長い区間です。

  1. 04誤解をとく

    重ねるかどうかは、サロンの自由です。

    追加の施術はオプション

    読んだ人の頭の中:「施術を重ねないと成立しない、わけじゃないのか」

  2. 05差別化

    内から、外から。同時に渡せます。

    ハーブと手技

    読んだ人の頭の中:「他で見たものとは、違うところがある」

  3. 06信頼

    発祥の地の体験を、そのまま日本へ。

    ベトナムの話

    読んだ人の頭の中:「借り物ではなく、本物なんだな」

  4. 07安心

    ベッドとハーブだけでは、お渡ししません。

    技術講習が必ず付く

    読んだ人の頭の中:「置いたあと、自分だけで抱えなくていい」

  5. 08自分ごと

    こんなサロンに、向いています。

    3つの層

    読んだ人の頭の中:「これは、うちに向けて書かれている」

09 – 11

決断する

自分の店で回るかを確かめて、体験へ。

  1. 09現実性

    サロンの一日の中で、どう動くか。

    準備から片付けまでと、仕様

    読んだ人の頭の中:「うちに置けるか。毎日回せるか」

  2. 10障害の除去

    費用と、よくあるご質問。

    金額は出さず、条件だけ

    読んだ人の頭の中:「聞きたかったことは、だいたい書いてある」

  3. 11行動

    導入をお考えの方には、実機体験を。

    出口

    読んだ人の頭の中:「一度、受けてみようか」

この順番にした理由。読む方はサロンの経営者・施術者です。導入を決めるまでに、だいたい次の順で頭が動きます。

「自分のお客様に受けてほしい」→「いまの施術と組み合わせられそう」→「自分の店で続けられるか確かめたい」。この3段を、そのまま3つの区間にしました。

売り込みの言葉を前に置いていないのは、そのためです。関心のない段階で条件や費用を出しても読まれませんし、逆に納得したあとに運用の話がないと、決めきれずに離れます。どちらも起きないよう、出てくる順に並べています。

first question

はじめに、一つだけ。

この先の各パートにも、その場でお答えいただく欄を置いています。まずは全体の方向について、一つ確認させてください。

Q1

「お客様にも刺さるように」というのは、どちらの意味でしょうか。

お客様が読んでも上品に伝わる書き方・言葉づかいにしたい、という意味か。それとも実際にお客様にも見てもらうページにしたい、という意味か。前者であれば、いまの形がそのまま当てはまります。後者の場合は、サロン様向けとお客様向けでページを分けるご提案をさせてください。

02 — why it is written this way

各パートの意図。

左が実際の画面、右がその意図です。保留している箇所には色付きの枠で理由を書いています。

LPの最初の画面
01フック

「寝ながらよもぎ蒸し」を、
1行目に置きました。

いただいた方針の中心にあった「サロンに『寝ながらハーブで整う』という新しい体験を一台」を、そのまま最初の画面にしています。

POINT

機材のスペックも、単価の話も、この画面には入れていません。売っているのはベッドではなく体験である、という考え方をそのまま形にしています。

POINT

本文の主語は「お客様」ではなく「サロン」に固定しました。お客様の体験を描きながら、語りかける相手は最後まで経営者・施術者の方です。この主語の固定は、以降すべてのパートで守っています。

導入すると何が増えるかの画面
02訴求

「単価が上がる」より先に、
「出せる体験が増える」を。

導入して何が変わるかを、3つに整理しました。①ここでしか受けられない体験を持てる ②エリアで「あそこにしかない」になる ③ご案内できるお客様が広がる、の順です。

POINT

③は、座り続ける必要がないため、体力に不安のある方や年配の方にもご案内できる、という内容です。いままでお断りしていた層に届く可能性があるので、経営上の実利として独立させました。

POINT

このパートに金額の話は一切入れていません。「儲かる」という見せ方は、読む方が警戒する言い方でもあるためです。

なぜ寝ながらなのかの画面
03説明

しくみと、
お客様に起きることを、セットで。

このLPで、いちばん大事にしたパートです。3つのしくみ(力が抜けてゆるむ/芯から温まる/最後まで力を抜ききれる)それぞれに、お客様に起きることを並べています。

POINT

体の中で何が起きるかだけで終わらせず、お客様の毎日がどう変わるかまで書く、という方針をそのまま形にしました。読んだ経営者の方が、ご自身のお客様の顔を思い浮かべられる状態をねらっています。

POINT

冒頭を「座って受ける形にも、もちろん良さがあります。そのうえで」で始めています。座るタイプを否定せず、肯定の形で違いを伝えています。

いま保留しています いただいた項目のうち、お通じ・生理まわり・肌の調子・食いしばり/歯ぎしり・イライラの5つは、この版では書いていません。体の働きや症状への効果にあたる表現で、薬機法という法律の対象になる可能性があるためです。詳しくは次の章でご説明します。書き方を決めれば載せられます。

Q2

お客様に起きることの5項目を、載せますか。

お通じ・生理まわり・肌の調子・食いしばり/歯ぎしり・イライラの5つです。薬機法の関係で、いまは本文から外しています。

追加の施術はオプションの画面
04誤解をとく

「組み合わせありき」に、
していません。

寝て受けるだけで体験として完成する、と先に伝えたうえで、重ねることもできる、という順にしています。「そのまま休んでいただく」「温まっている時間に手を入れる」の2つを並べ、どちらでも成立する形にしました。

POINT

以前の案では、同時に施術できることが主役でした。今回いただいた方針では「追加の施術は必須ではなくオプション」となっていたため、主役を入れ替えています。ここが前の案からのいちばん大きな変更点です。

POINT

呼び方は「ヘッドスパ」ではなく「ヘッドコンディショニング」で統一しました。ページ全体で、自社の手技を指して「ヘッドスパ」と書いている箇所はありません。

いま保留しています 「頭蓋骨の縫合にアプローチする」という説明は、この版では書いていません。施術が体にどう働くかを具体的に書くと、あはき法という法律の線引きに近づくためです。いまは「独自の手技」という書き方に留めています。

Q3

「頭蓋骨の縫合にアプローチする」は、載せますか。

あはき法の線引きに近づくため、いまは「独自の手技」という書き方に留めています。

内から外からの画面
05差別化

ハーブと手技、
両方そろっていること。

内側からはハーブの蒸気で、外側からは手技で。このふたつを同じ時間の中で重ねられる、という強みを1パートにしました。

POINT

「寝心地や感想だけでなく、体の構造にもとづいた考え方で組み立てた技術」という言い方にしています。感想ベースの商品とは違う、という差が伝わる形をねらいました。

いま保留しています 「これができるのは我々だけ」という表現は、この版では使っていません。「唯一」「他にない」という書き方は景品表示法の対象になりやすく、調べた範囲と時点を示せる根拠が必要になるためです。根拠をいただければ、その範囲を明記したうえで書けます。

Q4

「これができるのは我々だけ」を裏づける資料はありますか。

景品表示法の関係で、唯一性を書くには調べた範囲と時点を示せる資料が必要です。

発祥の地の体験をの画面
06信頼

「発祥の地のものを、
そのまま」を価値に。

ベトナムで受け継がれ、現地で多くの方に選ばれてきた体験を、日本向けに作り変えずそのまま持ってきている——という書き方にしました。

POINT

方針どおり、ハーブの成分名・産地の細かい話・少数民族のお話は書いていません。対面でお伝えいただく内容として残しています。

いま保留しています 「独占的に」という言葉は、この版では使っていません。独占販売権や独占契約の裏づけがあれば書けます。書けると、価格の納得感がもうひとつ増えるところです。

Q5

「独占的に」は、書ける状態でしょうか。

独占販売権や独占契約の書面があれば、事実として書けます。

技術講習の画面
07安心

講習を、
独立した見せ場にしました。

「ベッドとハーブだけでは、お渡ししません」という見出しで1パートを取り、講習が必ず付くことを前面に出しています。中身は、使い方とセッティング/重ねる手技/お客様へのご案内の仕方、の3つです。

POINT

導入を検討する方が実際に気にしているのは「自分に使いこなせるか」「困ったときに聞けるか」でした。講習が標準で付くことは、その不安に直接効く要素なので、独立させています。

確認させてください 提供を始めたあとの練習会・勉強会は、この版ではまだ書いていません。回数や期間を含めて確定していれば、このパートに足します。

Q7

提供を始めたあとの練習会・勉強会は、確定していますか。

確定していれば、講習のパートに書き足します。

Q8

禁忌事項(受けられない方の条件)の資料はありますか。

導入を検討される方が実際に気にされている点です。ご用意があればLPで触れられますし、安心材料になります。

向いているサロンの画面
08自分ごと

3つの層を、
そのまま3枠に。

①美容整体・エステのサロン様 ②すでによもぎ蒸しをされているサロン様 ③整体院・整骨院様、の3つを並べました。①には「いまあるベッドの1台を置き換えるイメージ」という言葉を入れています。

POINT

あえて主要なお客様にしない層については、LPには一切書いていません。ページに書くと、その層の方を傷つけてしまうためです。あわせて「疲れているあなたへ」という種類の共感文も使っていません。

確認させてください ②の「すでによもぎ蒸しをされているサロン様」は、以前の打ち合わせでは狙わない方針でした。今回いただいた方針では2番目の対象に入っていたため、新しいご判断として反映しています。違っていればすぐ外します。

Q6

すでによもぎ蒸しをされているサロン様は、対象に含めますか。

以前の打ち合わせでは狙わない方針でしたが、今回の方針シートでは2番目の対象に入っていました。いまは方針シートに合わせて含めています。

サロンの一日の中での画面
09現実性

運用と仕様は、
残しました。

準備からお見送り・片付けまでの5工程と、寸法・電源・給排水・置き場所・搬入をまとめています。金額は出していません。

POINT

方針では「単価や集客の話は後ろに置く」となっていました。ただ後ろに置くことと、無くすことは違うと考えています。自分の店で回るかどうかを確かめられないと、良い商品だと感じても問い合わせまで進みにくいためです。

POINT

そこで、金額の話は出さずに、置き場所と手間の事実だけをここに置きました。「うちに置けるか」「毎回どのくらい手がかかるか」に先に答える形です。

費用とよくあるご質問の画面
10障害の除去

金額は出さず、
条件だけを先に。

「価格と導入条件は、サロン様の状況をうかがったうえでご案内しています」とし、含まれるもの・続けてご購入いただくもの・置き場所の条件だけを書いています。

POINT

価格・納期・パッケージの詳細は別途共有、とうかがっていたためです。決まり次第、ここに足せる形にしてあります。

POINT

以前の案にあった「販促のご相談をお受けしています」という一文は外しました。売るのは商材であって集客支援ではない、という方針に合わせています。

実機体験の画面
11行動

出口は、
実機体験のおすすめに。

「導入をお考えの方には、実機体験をおすすめしています」という形にしました。一度受けてみたいという気持ちを実際の体験で確かめていただき、そのうえで詳しいお話へ、という流れです。

POINT

横になったときの感覚と、施術者側から見た動きの両方を確認いただける、と書いています。売り手の説明だけでは決められない、という気持ちに対する出口です。

03 — advertising rules

広告の決まりについて。

保留にしている4か所は、すべて広告表現の決まりが関わっています。専門的な話なので、かみくだいてご説明します。どれも「書けない」ではなく「書き方を決めれば書ける」という内容です。

なお、ここでご説明するのは制作側の自主的な確認であって、法律の専門家による判断ではありません。金額の大きい商材でもありますので、最終的には専門家にご確認いただくことをおすすめしています。

01

薬機法(やっきほう)

正式には「医薬品医療機器等法」といいます。お薬や医療機器ではないものが、体への効果をうたうことを制限する法律です。

何が問題になりますか

よもぎ蒸しベッドは、お薬でも医療機器でもありません。そのため「お通じが整う」「生理まわりの不快感がやわらぐ」「肌の調子が上向く」のように、体の働きや症状が変わるという書き方をすると、対象になる可能性があります。

「〜しやすい」と書けば大丈夫ですか

そこが誤解されやすいところです。この法律は言い切ったかどうかではなく、体への効果をうたったかどうかを見ます。そのため「〜しやすい」「個人差があります」と添えても、内容が体の働きの話であれば同じ扱いになりえます。

では、どう書けますか

体の働きではなくその場の体験として書くと、同じことを伝えられます。たとえば「お通じが整う」ではなく「最後まで力を抜いて過ごせる時間」。「冷えが改善する」ではなく「芯から温まって、じんわり汗をかける」。いまの版はこの形で書いています。

もうひとつ、気にしていること

このLPをご覧になるのはサロンの経営者様ですが、書いた文章は導入後、そのままお店の宣伝に使われることがあります。そのとき責任がどこにあるかが曖昧になりますので、渡す文章の段階で整えておくほうが安全だと考えています。

02

あはき法

あん摩・マッサージ・指圧・はり・きゅうについての法律です。国家資格を持つ方の医療行為と、それ以外のリラクゼーションの線引きに関わります。

何が問題になりますか

「頭蓋骨の縫合にアプローチする」のように、体のどこにどう働きかけるかを具体的に書くと、医療行為に近い説明として受け取られる可能性があります。

では、どう書けますか

高度な独自メソッドであることは、作用のしくみを書かずに伝えられます。いまの版では「一般的なヘッドスパとは別の考え方で組み立てた独自の手技」とし、詳しい中身は講習でお伝えする形にしています。技術の価値を落とさずに書ける範囲です。

03

景品表示法(けいひょうほう)

実際よりも良く見せる表示を制限する法律です。「日本初」「唯一」「No.1」といった書き方が、この対象になります。

何が問題になりますか

「これができるのは我々だけ」と書く場合、いつ・どの範囲を・どうやって調べたのかを示せる資料が必要になります。資料なしで書くと、事実と違った場合に問題になります。

では、どう書けますか

方法は3つあります。①調査資料をご用意いただき、範囲と時点を小さく注記して書く ②「私たちが知る限り」という形で範囲を限定する ③唯一性ではなく中身の具体で差を見せる。いまの版は③で書いています。

「独占的に」も同じですか

同じ考え方です。独占販売権や独占契約の書面があれば、事実として書けます。書面がなく事実上そうなっているだけの場合は、「発祥の地のものを、そのまま」という書き方に留めるのが安全です。

04 — finish

最後に、リンクを作ります。

ここまでで選んでいただいた内容が、下にまとまります。追加でお伝えいただきたいことがあれば書き足して、「回答リンクを作る」を押してください。回答が入ったリンクができますので、そのままお送りいただければ、こちらで開いて確認できます。

まだ答えていない箇所がある場合も、そのままで構いません。分からないところ・決まっていないところは、空欄のままお送りいただいて大丈夫です。

最後に

気になったところ、直したいところがあれば。

パートの番号(01〜11)を添えていただけると助かります。

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